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子どもの社会性を育むSSTとは?

  • 執筆者の写真: 伊智郎 古井
    伊智郎 古井
  • 7月14日
  • 読了時間: 2分
「できた!」と声を上げる子ども
「できた!」と声を上げる子ども

児童発達支援・放課後等デイサービスにおける実践の意義


児童発達支援や放課後等デイサービスで行われるSST(ソーシャルスキルトレーニング)は、子どもが社会で自分らしく生きるための“力”を育む重要な支援です。SSTでは、挨拶や感情のコントロール、トラブルの対処法など、日常生活に欠かせないスキルを遊びや体験を通じて楽しく学びます。


未就学児には、遊びの中で模倣や共同注意、貸し借りなどを自然に身につけられるプログラムを。学齢期の子どもには、友人関係の築き方や集団活動での役割理解、自己表現のトレーニングなど、年齢や発達段階に応じた内容を提供しています。


SSTの実践では、個別支援計画に基づいた目標設定、繰り返しの練習、成功体験の積み重ねがカギとなります。保護者との連携も不可欠で、家庭でも同様の声かけや関わりを続けることでスキルの定着が促されます。


また、SSTを支えるツールとしては、絵カードやロールプレイ、ワークシート、ボードゲームなどを活用。子どもたちが自発的に楽しめる工夫が随所に凝らされています。


SSTの取り組みは、子どもの自己肯定感や対人スキルを高め、将来の社会参加や自立へとつながる力強い一歩です。日々の小さな「できた」が、子どもたちの未来を切り開いていきます。

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